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【アメリカの軍服】空軍SAC用カバーオールとは? 0377 🇺🇸ミリタリー

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今回は、1990年代のアメリカ空軍カバーオールを分析します。

現在では既に存在しない部隊用ですね。

一見フライトジャケトに見えますが、機能は全く別物です。

でも、この部隊のために専用の衣類を作るなんて、アメリカは凄いですね。

CWU–73Pではないの?…と思ったあなたは、かなりのマニアさん!

中古品ですが程度は良好ですよ!

   目次

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1 アメリカ空軍SAC用カバーオールとは?

SACとは、アメリカ軍に存在した戦略航空軍の略で、主に核攻撃可能な戦略爆撃機や、大陸間弾道ミサイルなどの運用していました。

 

言わば「東西冷戦」で勝敗を決する部隊だったんですね。

 

1946年に創設されましたが、1992年には爆撃機の部隊が航空戦闘軍団へ、1993年にはミサイルの部隊が空軍宇宙軍団へ移管されているようです。

 

今回のモデルは、その中でも大陸間弾道ミサイルを専門に取り扱っていたクルー用のカバーオールになります。

 

パイロットスーツを原型にしているようですが、大きく違っているところがありますよ!

 

さてさて、それはどんなカバーオールなのでしょうか?

 

今回は、アメリカ空軍マニアのあなたと一緒に、確認していきましょう! 

2 全体及び細部写真です!

全体前面
一見パイロットスーツ(CWU–73P)に似ていますね。f:id:akmuzifal6489:20200416114304j:image

 

前面上半身
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前面下半身
パイロットスーツに比べ、腰にスリットなどがありません。
膝のポケットもありませんね。
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全体背面
背中のアクションプリーツはありません。
こちらの方がシンプルで使い易そうですね。
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背面上半身
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背面下半身
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全体前面裏側
一般兵用の衣料ですが、内ポケットなどはありません。
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全体背面裏側
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タグ
1990年度契約品です。
品名に「SAC」とそのまま表記されていますね。
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襟周り
各種パッチ用マジックテープは左胸のネイムタグ以外は後付けです。
パイロット用ではないのに丸襟が面白いですね。
ジッパーブラス製ですが、全て黒染めで迫力があります。
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胸ポケット
CWU–27Pなどのパイロットスーツに準じた造りです。
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でも膝、腰には何もなくて、ふくらはぎにポケットがあります。
右足のみペンポケットあり。
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袖にもペンポケットが
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袖口は、マジックテープで開閉・調整
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ウエストはマジックテープ付きタブで調整
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足首にはジッパーが。
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背面裏側上半身には、もしかしたら黒いライニングがあったのかも。
今回のモデルは、何かが切り取られていました。
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戦略航空群パッチf:id:akmuzifal6489:20200422143356j:image

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3 その特徴とは?

生地はポリエステル製でブラックに近いブルーです。

 

いわゆる「藍色」で、ネイビーブルーでもエアフォースブルーないですね。

 

ましてやCWU–73Pとも違う色調です。

 

デザインはパイロットスーツから、腰のスリット、膝ポケットを省略したようなものになっていますよ。

 

左袖のシガレットポケットも、ただのペンポケットに変更されています。

 

背中のアクションプリーツも省略されていますが、逆にプリーツが引っかかったりすることがなく、着易いですね。

 

切り取られていて詳細は不明ですが、背中にはライニングが設けられていたようです。

 

全体的な縫製は、意外に丁寧かつ正確で、いつものアメリカ軍らしさをあまり感じません。

4 製造とサイズのデータ

・製造又は契約年度 1990年

・製造場所     アメリカ

・契約会社     アメリカ

・製造会社      〃

・材  質     コットン

          ナイロン

・表記サイズ    40R

         (日本人のL)

・各部のサイズ(平置)

          着丈 約154センチ

          肩幅 約50センチ

          身幅 約51センチ

          袖丈 約58センチ

        ウエスト 約47センチ

          股下 約76センチ

          裾幅 約19センチ

・状  態     中古上品

・官民区分     官給品

・入手場所     ヤフオク

・入手難易度    3(困難)

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5 まとめ

会社の作業服が、同じようなポリエステルの上下だったのを利用して、着替えて実際に業務で使ってみました。

 

デスクワークには特に問題はなかったですね。

 

ノーメックスのガサガサ感がなくて、肌触りも良かったです。

 

ただトイレは少々面倒でした。

(それは仕方ないですね。)

 

この種のカバーオールは、おそらく部隊がなくなった現在でも類似のモデルが作られているはずです。

 

しかし、タグの品名に「SAC」と残っているのは貴重だと思いますね。

(何しろ、存在しない部隊ですからね。)

 

とは言え、余程のアメリカ空軍マニアでなければ、敢えて購入するものでもなさそうです。

(アメリカ空軍マニアは、ぜひ探してみましょう!)

 

今回のモデルは、実用よりは記念品的なモデルということで、大切に保管しておこうと思います。

 

同時に、完全版を探してみたいですね。

 

今回は、かつて存在したアメリカ軍の珍しい部隊専用カバーオールを分析しました。

 

いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!

 

それではまた、次回をお楽しみに!

(20220411更新)

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参考:他のアメリカ軍カバーオールはこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.comwww.military-spec-an.com

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読んでいただき、ありがとうございました。

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