こんにちは！
今回は、国籍不明軍の迷彩スモックを分析します。
軽い既知感を覚えるモデルですが、迷彩の色調から国籍に加え用途も不明です。
もしかしたら中近東の国の装備品かもしれませんね。
それはともかく、今回のアイテムもデッドストックですよ！
目次
- １ 国籍不明軍特殊部隊用迷彩スモック（デザートDPM）とは？
- ２ 国籍不明軍特殊部隊用迷彩スモック（デザートDPM）の全体及び細部写真
- ３ 国籍不明軍特殊部隊用迷彩スモック（デザートDPM）の特徴とは？
- ４ 国籍不明軍特殊部隊用迷彩スモック（デザートDPM）の製造とサイズのデータ
- ５ 国籍不明軍特殊部隊用迷彩スモック（デザートDPM）まとめ
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１ 国籍不明軍特殊部隊用迷彩スモック（デザートDPM）とは？
イギリス軍が1960年代に開発したDPM（Disruptive Pattern Material：分裂模様素材）
とても効果的な迷彩パターンで、永らくイギリス軍やイギリスの植民地などで使用されました。
（中には全く関係のない国での使用例もありますね。）
この迷彩パターンの凄いところは色調を変えることによって、森林は当然、市街地、砂漠でも高い迷彩効果があるところです。
腐っても大英帝国…やりますね。
（イギリス軍は、第二次大戦中からずっと迷彩の研究をしていましたね。その成果ですね。）
今回のモデルもDPM系の迷彩なのですが、色調がそれまでのものと少し違っていました。
ところが色調だけを観てみると、それがどこに対応した迷彩なのかがよくわかりません。
（今回は便宜上デザート（砂漠用）としていますが、実際のところは不明です。）
でもなかなか美しい迷彩スモックにまとまっていますね。
さてさて、それはどんな迷彩服なのでしょうか？
今回は、DPMマニアのみならず、ファッションリーダーのあなたと一緒に、確認していきましょう！
２ 国籍不明軍特殊部隊用迷彩スモック（デザートDPM）の全体及び細部写真
前面
背面
前面裏側
背面裏側
前合わせはジッパーとマジックテープです。
タグ
どこかで見た記憶が…。
形式やサイズ表記方法は、イギリス軍に似ていますね。
胸ポケット
角度が付いていて、ボタンで開閉
折り返しも再現されています。
階級章用のタブ
腰ポケット
こちらも胸ポケットと同様でボタンで開閉
左袖ポケット
ボタンで開閉
２つのコンパートメント
袖
肘の補強生地は一周分あります。
右袖ポケット
ボタンで開閉
フード前後
フード左右
内ポケット
ウエストのサイズ調整コード
左右にあって、ちゃんと結ぶタイプです。
前裏側上部は生地が二重になっています。
ジッパーは「OPTI」
ヨーロッパでよく使用されているメーカー品ですね。
ボタンはブラウンのプラスティック製でイギリス軍官給品ではありません。
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３ 国籍不明軍特殊部隊用迷彩スモック（デザートDPM）の特徴とは？
迷彩は、ホワイトに近いアイボリーと濃淡３色のブラウンを用いて、刷毛で小さく丸く塗ったようなパターンを描いています。
パターン自体は、イギリス軍が採用していたDPMですね。
一見砂漠用の迷彩に思えますが、迷彩色調のコントラストが強く、岩場の多い砂漠でも目立ってしまいそうな迷彩に見えるのが特徴です。
勿論、イギリス軍の砂漠用迷彩ではありません。
生地は一般的なコットンのツイルです。
デザインは、これもイギリス軍の局地用／特殊部隊（SAS）用スモックにそっくりですね。
構成は、フード付き、エポレットなし、胸ポケット×2、腰ポケット×2、袖ポケット×2、内ポケットです。
前身頃には、階級章を取り付けるためのタブがありますよ。
全体的な縫製は、丁寧で正確ですが、強度は少々足りないようです。
ハードな使用をすると、直ぐに解れや破損しそうな印象がありますね。
４ 国籍不明軍特殊部隊用迷彩スモック（デザートDPM）の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1990年代
・製造場所 不明
・契約会社 不明
・製造会社 〃
・材質 コットン
・表記サイズ 170/104
（日本人のＬ）
・各部のサイズ（平置）
着丈 約80センチ
肩幅 約57センチ
身幅 約66センチ
袖丈 約61センチ
・状態 デッドストック
・官民区分 官給品
・入手場所 ヤフオク
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５ 国籍不明軍特殊部隊用迷彩スモック（デザートDPM）まとめ
一番引っかかるのは、迷彩の色調ですね。
もしかしたら乾燥地帯の市街地用なのかもしれません。
（あるいは降雪地帯の森林内なんかでも効果があるかも？）
…とするなら、やはり中東の装備でしょうか？
謎です。
（そもそも、そんなものをパッと購入するところが変人の証ですね😃）
さて、迷彩の色調はともかくDPMなので、場所を選べば効果がありそうですね。
でもデザインは、これまた傑作との評価のある特殊部隊（SAS）用ですし、迷彩も迷彩らしくない迷彩ということで、いっそファッションアイテムとして使用してみるのはいかがでしょうか？
上手くコーディネートすれば「映えそう」ですね。
ただし、このスモックも2020年現在、殆ど見かけることがありません。
探しているあなたは、中東の装備にも強い大阪の「C店」か、ネットオークションに網を張って待ってみましょう。
私は、使用国を特定するために、さらなる調査を続けるとともに、同迷彩生地のシャツやトラウザースを探してみたいと思います。
今回は、国籍＆用途不明ながらお洒落な迷彩スモックを分析しました。
次回は、アメリカ軍の最強パイロットスーツを分析します。
お楽しみに！
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参考：他の国籍不明軍の装備はこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
Twitterで見つけました。
どん兵衛にスワローズ😁😁😁 pic.twitter.com/pIuif2RNDS
— 王ちゃん (@pICpkgq6R9Hs0m2) 2020年9月28日
雛が並んでて可愛いですね💕
巣立った後にこうやって補強しておけば、来年以降も使えそうですね👍
因みに、帰ってくるツバメさんは、前の年に生まれた子供らしいですよ。
ずっとツバメさんが巣を作ってくれるような家に住みたいですね。😃
読んでいただき、ありがとうございました。
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- provided courtesy of iTunes
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